川島康生 名誉教授が文化勲章を受章されました

大阪大学名誉教授 川島康生(かわしま やすなる)先生が令和7年度の文化勲章を受章されました。

川島先生は日本の心臓外科を牽引し、とくに心臓移植医療の確立と発展に多大なご貢献をされました。日本の心臓移植再開を目指して、本学会の前身である「心臓移植研究会」の立ち上げを起案(昭和58年)、賛同を得て創設されました。

同年5月27日(金)に愛知県中小企業センターで開催された第1回学術集会では、川島康生先生 、小柳仁先生 、平明先生 、雨宮浩先生の4名が会長を務められました。

この研究会の活動は、日本における心臓移植の再開実現と、その後の心臓移植研究と臨床の発展の礎となり、今日の心臓移植医療の普及と高度化へとつながる重要な原点となっています。

川島先生の長年にわたる先駆的なご業績と日本の心臓外科・移植医療に対する多大なご貢献に、深く敬意を表するとともに、文化勲章の受章を心よりお祝い申し上げます。